2012年1月19日木曜日

『ニュージーランドに向けての作品制作ワークショップ』ご報告

1月15日(日)ピリッとした寒さの中、気持ち良い青空が広がる横浜で、
『ニュージーランドに向けての作品制作ワークショップ』が開催されました。

園児から中学生まで、幅広い年齢の子ども達がワークショップ広場に集まりました。
今回初めてICFAのワークショップに参加する子ども達もたくさんおり、大変にぎやかな会となりました。

始めは少し緊張気味の子ども達でしたが、西森先生から、「ニュージーランドと日本が仲良く交流する気持ちを絵で表現するんだよ」「ニュージーランドはどんな国かな?どんな動物がいるのかな?」「日本の象徴はどんなものがあるかな?」の問いに、少しずつ目が輝いていき、どんどんアイディアが出てきました。

今回のワークショップでは、2012年にニュージーランドにて開催予定の児童画交流展で展示予定の作品を制作しました。
外国で自分の作品が展示される、というめったにない機会のためか子供たちの気合い、いつもに増して強く感じられました。
そして、西森先生、福原先生、イゲタ先生の、こどもの内面を引きだすアドバイスで、固かった想像力も少しずつほぐれ、だんだんと自分の持つ創造する力を発揮していきました。子ども達は、ニュージーランドという国のことをもっと知ろうと、資料を見たり話を聞いたりしながら、行ったことのない遠い国に、おのおの思いを馳せながら制作していました!

描く事を楽しみ、そしてさらに良い絵にするために粘り強く指導者のアドバイスを聞き、完成まで諦めないで挑戦する子供たちの姿が印象的でした!

空高く、伸び伸び描かれたダイナミックな東京タワー。
花びらの繊細さや春の風を感じる、桜の大木の花吹雪。
富士山の前で、最高の笑顔で手をつなぐ、ニュージーランドと日本の子ども達。
日本の野菜の艶や土の香りを、クレヨンで力強く表現した作品。
両国の象徴の動物が見事に描かれた、創造の力溢れる作品。

どの作品も両国の交流の心を表現し、創造力を発揮した、素晴らしい作品が完成しました!

ニュージーランドで日本の子ども達の絵の交流展を行うのが、
スタッフ一同、今まで以上にとても楽しみになりました!!